自律神経の「安心スイッチ」をオンにする方法。なぜ、顎を緩めると呼吸が変わるのか?

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はじめに

こんにちは。北朝霞きくのふ整体院の菊池です。

「リラックスしようと思っても、体が言うことを聞かない」 そんな時、私たちの脳はサバイバルモード(警戒状態)に固定されています。このモードを解除するには、頭で考えるのではなく、体から脳へ「もう安全だよ」という信号を送る必要があります。

その最短ルートが、「顎(あご)」と「呼吸」なのです。

 今回は「ポリヴェーガル理論」の続きです。まだ前回のコラムを読んでない方はまずこちら👇から前回のコラムをご一読していただければと思います。

顎(あご)は「ストレスのアンテナ」

 実は、顎を動かす筋肉は脳神経と直結しています。 ポリヴェーガル理論では、顎や顔の筋肉は「社会交流システム(チューニング神経)」の一部。私たちがストレスを感じると、無意識にグッと奥歯を噛み締めるのは、脳が戦う準備を始めている証拠です。

  • 顎が固まっていると… 脳は「今は戦時中だ!」と勘違いし続け、交感神経を休ませてくれません。
  • 顎が緩むと… 三叉(さんさ)神経を通じて脳幹に「平和が訪れた」という信号が届き、全身の力が抜け始めます。

顎は単に食べ物を噛む道具ではなく、脳の警戒レベルを左右する「アンテナ」なのです。

呼吸は「自律神経へのダイレクトメール」

自律神経は基本的に自動で動いていますが、唯一、私たちが意識的にコントロールできるのが「呼吸」です。

チューニング神経(腹側迷走神経)を活性化させるコツは、「吐く息を長くすること」

  • 吸う時: 交感神経が少し働きます。
  • 吐く時: 副交感神経(迷走神経)が働き、心拍数が穏やかになります。

特に、顎が緩んだ状態でゆったりと息を吐くと、横隔膜を通じて迷走神経が物理的に刺激され、脳は急速に「安心モード」へと切り替わります。

なぜ「セット」で整える必要があるのか?

「深呼吸をしてもリラックスできない」という方は、顎がガチガチに固まったまま呼吸だけを変えようとしているケースがほとんどです。

顎が緊張していると、喉や胸の筋肉も連動して固まるため、物理的に深い呼吸が入りません。

  1. まずを緩めて、脳の警戒信号を止める。
  2. その上で、深い呼吸が入りやすい「体の器(骨格)」を整える。

この順番でアプローチすることで、初めて自律神経は本来の「チューニング機能」を取り戻します。

自宅でできる「安心スイッチ」のヒント

本格的な調整はプロにお任せいただきたいですが、今すぐできる簡単なケアをお伝えします。

【耳たぶ回し&深呼吸】 耳たぶの付け根(顎関節のすぐ近く)を指先で軽く持ち、後ろに小さく数ミリ回してみてください。力を入れず、心地よい程度の刺激で十分です。 そのまま、口を少し開けて「はぁ〜」と、ため息を吐くように長く息を吐きます。 これだけでも、脳に届く「警戒信号」が少し和らぎます。

まとめ:北朝霞きくのふ整体院ができること

当院の整体では、ポリヴェーガル理論に基づき、この「顎・首・呼吸」のラインを最優先で整えます。

「どこへ行っても緊張が取れなかった」 「休みたいのに眠れない」

そんなお悩みをお持ちなら、それはあなたの心が弱いからではなく、単に神経のスイッチが切り替え方を忘れているだけかもしれません。

 朝霞台・北朝霞の地で、あなたの体が心から「あぁ、もう安心だ」と感じられる時間を、私たちが提供します。一人で抱え込まず、ぜひ一度あなたの「神経の声」を聞かせに来てくださいね。

まずは自分のタイプを知りましょう(チェックリスト)↓


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