ぎっくり腰
こんにちは。北朝霞きくのふ整体院の菊池信博と申します。
皆さんはぎっくり腰を経験したことがあるでしょうか?一度でも経験をした人はもう二度と経験したくないと思うでしょう。
しかし、残念ながら毎年のように繰り返す人もいます。そういう方は予防する知識を頭に入れておいた方がいいですよ。
今回は整形外科で2万人以上を改善に導いた知識と経験を持つ筆者が「夏のぎっくり腰」について分かりやすくお伝えさせていただきます。
朝霞市在住で、これから「ぎっくり腰」についてお悩みになっている人はもちろん、他地域在住の人にも参考になれば幸いです。
夏にぎっくり腰が多くなる原因とは?
ぎっくり腰が起こりやすい季節でよく挙げられるのが、季節の変わり目の特に秋口といわれるように寒暖差が暑い→寒いに移り変わる時期といわれます。
ではなぜ、夏真っ盛りのこの時期にぎっくり腰が多くなっているのでしょうか。
原因は 胃腸の冷え にあるのです。
ぎっくり腰に関係する筋肉として大腰筋という筋肉があります。ぎっくり腰の人はだいたいこの筋肉が固くなっていて、この筋肉を緩めると歩けないぐらいのぎっくり腰の人でも、大概の場合立ち上がって歩くことができるようになります。
そして下の図を見ていただくと分かりますが、胃と大腰筋というインナーマッスルがほぼ接した状態であることがわかります。そこで冷えた胃とほぼ接している大腰筋は冷やされ収縮した状態になります。
その状態から重い荷物を持ち上げようとしたり、急に立ち上がったりすると大腰筋は急に伸ばされてしまうのでびっくりして反射的に筋肉を固めてしまいます。この状態になると動くたびに腰に痛みがでるいわゆるぎっくり腰の状態になります。
このことから夏のぎっくり腰の原因は、内臓の特に胃腸の冷えが原因で起こりやすいといえるでしょう。
夏・冬のぎっくり腰の特徴と違い
夏は固くなった大腰筋がのばされることで痛みがでるぎっくり腰です。
腰を反らすのが特に辛いという人が多いです。
冬のぎっくり腰はお尻の骨と股関節を繋ぐ関節が捻挫してしまう「仙腸関節捻挫」や背骨と背骨をつなぐ椎間関節の捻挫「椎間関節症」が多くなります。
そして特徴としては腰からお尻にかけて、前にかがむときに痛みを訴えることが多いです。
まとめ
寒い時期に多いと思われがちなぎっくり腰ですが、暑い時期にも油断できないということがお分かりいただけたでしょうか?
対処法としては冷たいものを取りすぎないこと、体を冷やさないこと、そのためには適度に動かして血流を良くしておげましょう。
朝霞台で「仕事があるのに普段から運動なんてできないよ!」とか「定期的にぎっくり腰になるので予防したい!」と思った方は北朝霞きくのふ整体院で「全身調整整体」を受けてみてくださいね。