お正月太りと腰痛

肥満と腰痛の関連性

 

お正月で体重が増えてしまったというお話はこの時期よく耳にします。

肥満が腰痛を引き起こすというお話をご存じでしょうか?

肥満の目安としてBMIというものがあります。肥満度を表す指標として国際的に用いられている体格指数で、[体重(kg)]÷[身長(m)の2乗]で求められます(身長はcmではなくmで計算します)。

日本肥満学会の定めた基準では18.5未満が「低体重(やせ)」、18.5以上25未満が「普通体重」、25以上が「肥満」で、肥満はその度合いによってさらに「肥満1」から「肥満4」に分類されます。

 山形大学の研究論文によればBMIが5%増加すると腰痛の危険性が11%上昇すると報告されています。このことは単純に体重が5%増加すると腰痛の確率が約10%上昇することを意味します。例えば体重が80kgの人の場合は60kgの人に比べて30%以上腰痛を発症しやすいということになります。

なぜ肥満が腰痛を引き起こすのか?

体重が重ければ、体を支えるために腰への負担も大きくなるということはイメージしやすいと思います。
では体重が増えていくとなぜ、腰痛になっていくかについて、そのメカニズムについて考えていきましょう

1.食べ過ぎて体重が増える。

2.おなかがぽっこりと出てくる。

3.突き出たお腹のせいで重量が前方にかかる

4.負けないように背中の筋肉で対抗する

5.反り腰になる

6.立っているだけで常にデッドリフトをし続けている状態

 

ちなみにデッドリフトとは、床に置かれたバーベルを膝の上まで持ち上げるウエイトトレーニングです。筋トレの中でもとくに大きな筋肉を鍛えることができる種目、通称「筋トレBIG3(ビッグスリー)」のひとつです。
立っている間ずっと筋トレをしているのですから、痛くなって当然ですよね。

 さらに、反り腰になるとお尻がポッコリと目立つようになります。それがヒップアップならいいのですが、反り腰の場合、筋力の低下や局所の筋緊張によるものなので、残念ながらお尻が垂れて見えてしまいます。こういった身体の変化が重なることで、さらにぽっちゃり体型になってしまい腰痛へと進んでいきます。

さいごに

 いかがでしたか?体重の増加に伴う姿勢の変化は、腰への負担を増加させる原因となります。

次回は反り腰について解説していきたいと思います。

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